2013年 04月 01日
詩吟 |
長いブランクがあったが、最近また詩吟を始めた。名古屋勤務時代、ある取引先の社長が詩吟の師範であり、勧められて同僚7-8人で毎週一回の指導を受けた。2年余りの習得で師範代の免除を“授与”されたが、多分にお情けであったろう。名古屋を離れてからはたまに一人で吟ずることもあったが、長い間遠ざかっていた。別にきっかけがあったわけではないが、一昨年あたりからウオーキングの折り返し地点であるスポーツ公園のグランドで吟じている。最近は大声を出すこともないので、腹から声を出すとすっきりするものだ。
詩吟は、江戸時代後期に起こったものである。私塾や藩校での漢詩の素読がそのルーツである。一般的には漢詩の7音絶句に節をつけたもので、流派は全国に何百とあるという。通常、詩は起句、承句、転句、結句で構成され、基本となる共通の節はあるものの、当然詩の内容によって節回し(節調)は変化する。声の高低、調子(声調)も、祝いの詩、哀切の詩などによって変わってくる。
2年余りで暗誦できるまでに習得した詩吟は次の13の詩であった。
金州城外作 乃木希典
九月十日 菅原道真
遊吉野 藤井竹外
詠日本刀 徳川光圀
大楠公 徳川斉昭
九月十三夜 上杉謙信
城山 西道仙
偶成 西郷南洲
江南春 唐杜牧
富士山 石川丈山
宿生田 菅茶山
題不識庵撃機山図 頼山陽
四海波 本宮三香
詩吟は、江戸時代後期に起こったものである。私塾や藩校での漢詩の素読がそのルーツである。一般的には漢詩の7音絶句に節をつけたもので、流派は全国に何百とあるという。通常、詩は起句、承句、転句、結句で構成され、基本となる共通の節はあるものの、当然詩の内容によって節回し(節調)は変化する。声の高低、調子(声調)も、祝いの詩、哀切の詩などによって変わってくる。
2年余りで暗誦できるまでに習得した詩吟は次の13の詩であった。
金州城外作 乃木希典
九月十日 菅原道真
遊吉野 藤井竹外
詠日本刀 徳川光圀
大楠公 徳川斉昭
九月十三夜 上杉謙信
城山 西道仙
偶成 西郷南洲
江南春 唐杜牧
富士山 石川丈山
宿生田 菅茶山
題不識庵撃機山図 頼山陽
四海波 本宮三香
近年の自習 吉野 河野鐡兜
絶命詞 黒澤忠三郎
楓橋夜泊 唐 張継
太田道灌借蓑図 大槻盤渓
爾霊山 乃木希典
半夜 良寛
弘道館賞梅花 徳川斉昭
絶命詞 黒澤忠三郎
楓橋夜泊 唐 張継
太田道灌借蓑図 大槻盤渓
爾霊山 乃木希典
半夜 良寛
弘道館賞梅花 徳川斉昭
絶命詩 黒沢忠三郎
出郷作 佐野竹之助
爾霊山 乃木希典
河内路上 菊池渓琴
桂林荘示諸生 広瀬淡窓
詠加藤清正 逸名
芳野懐古 梁川星巌
船至由良港 吉村寅太郎
山行 唐杜牧
観梅 新島襄
漫述 佐久間象山
春夜 広瀬青村
勧学 朱熹
夜下墨水 服部南郭
後楓橋夜泊 唐張継
泊天草洋 頼山陽
明石之浦 頼山陽
題近江八景図 大江敬香
春望 杜甫
中庸 元田永孚
by rakuseijin653
| 2013-04-01 10:47
| 雑記
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