2013年 11月 02日
デジタルサイネージの進化 |
元来、不特定多数を対象にしていた広告が、ネット上では特定個人を相手に広告を出すことができることを3月13日の「ナゾは解けた」で書いた(*ここ)。
そこまではいかないが、街の広告も、観る人にある程度合わせた広告をすることができるのだ。それらをデジタルサイネージと言うことを、NHKBSの番組「Cool Japan」で知った。8人の在日外国人の中から一人か二人が、日本ならではの伝統工芸から最新の技術によるモノ造りまで、その現場を訪ね、その再生ビデオを見ながらスタジオのみんなが、日本の特徴的な“文化、文明”について語り合う番組である。
デジタルサイネージ(Digital Signage)とは一般人にはなじみの薄い、業界用語であると思うが、今や街はデジタルサイネージで溢れている。要は、デジタル技術を活用した液晶ディスプレーによる広告媒体(や情報掲示板)のことである。山手線の車両ドアの上に小さな液晶ディスプレーが設置されたのは、その初期のころではなかったかと思う。ディスプレーのコストが下がり、大型画面のデジタルサイネージも見られるようになった。ポスターなどの印刷物による広告と違い、プログラムを組むことにより一つのディスプレイに変幻自在に画像や動画など色々な種類の広告をだすことができる。地域の客層にターゲットを絞った広告や、通信ネットを使ったリアルタイムの操作も可能である。
「Cool Japan」では、その中でも特異なものとして、駅などの連絡通路のディスプレーの前に立った人を、男女、年齢層で識別しそれに合った広告を表示するデジタルサイネージを紹介していた。例えば、大人の男性ならばビールの広告、女性ならば化粧品という具合に。
この番組を観ていて”そこまでやるか”と思ったのは、羽田空港国際線ビルにある350ほどの女性トイレの個室全部に、デジタルサイネージが設置されているのだ。いわゆる化粧室ではない。個室の便座に座った時目の前にあり、否が応でも目に入るという位置にディスプレーがあるのだ。
いやはや、これでは落ち着いて用も足せないのではなかろうか?
デジタルサイネージの事例
Digital Signage Consortium のウエブサイトより
Wikipediaより(台湾)
NHKBS「Cool Japan」の画面
そこまではいかないが、街の広告も、観る人にある程度合わせた広告をすることができるのだ。それらをデジタルサイネージと言うことを、NHKBSの番組「Cool Japan」で知った。8人の在日外国人の中から一人か二人が、日本ならではの伝統工芸から最新の技術によるモノ造りまで、その現場を訪ね、その再生ビデオを見ながらスタジオのみんなが、日本の特徴的な“文化、文明”について語り合う番組である。
デジタルサイネージ(Digital Signage)とは一般人にはなじみの薄い、業界用語であると思うが、今や街はデジタルサイネージで溢れている。要は、デジタル技術を活用した液晶ディスプレーによる広告媒体(や情報掲示板)のことである。山手線の車両ドアの上に小さな液晶ディスプレーが設置されたのは、その初期のころではなかったかと思う。ディスプレーのコストが下がり、大型画面のデジタルサイネージも見られるようになった。ポスターなどの印刷物による広告と違い、プログラムを組むことにより一つのディスプレイに変幻自在に画像や動画など色々な種類の広告をだすことができる。地域の客層にターゲットを絞った広告や、通信ネットを使ったリアルタイムの操作も可能である。
「Cool Japan」では、その中でも特異なものとして、駅などの連絡通路のディスプレーの前に立った人を、男女、年齢層で識別しそれに合った広告を表示するデジタルサイネージを紹介していた。例えば、大人の男性ならばビールの広告、女性ならば化粧品という具合に。
この番組を観ていて”そこまでやるか”と思ったのは、羽田空港国際線ビルにある350ほどの女性トイレの個室全部に、デジタルサイネージが設置されているのだ。いわゆる化粧室ではない。個室の便座に座った時目の前にあり、否が応でも目に入るという位置にディスプレーがあるのだ。
いやはや、これでは落ち着いて用も足せないのではなかろうか?
デジタルサイネージの事例
Digital Signage Consortium のウエブサイトより
Wikipediaより(台湾)
NHKBS「Cool Japan」の画面
by rakuseijin653
| 2013-11-02 08:00
| 雑記
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