2013年 09月 09日
投書魔ではないけれど |
例えば朝日新聞の投書欄「声」を見ていると、大体、投書者の半分は60歳以上、その中でも「65歳以上で無職」、というのが多いようだ。要するに〝暇な老人”が多いということだ。〝老人”になると世の中のアラがよく見え、そして気になる。経験上多少の見識?も備えている(という自惚れもある)ので、色々と意見(小言)を言いたくなる。それはいつの世も変わらぬ風潮であろうが、高齢化社会になって元気な老人が増えている昨今の世情を反映しているとも言えよう。
生来、何かにつけ一言言いたい性格と自認しているが、新聞に投書したのは一度だけである。その代り(?)、今は電子メールという便利な手段があるので、たまに直接当時者に“注文”を付けることがある。
居住地から離れた本籍地の市役所などから郵便で戸籍謄本を取り寄せるには、450円の郵便小為替が必要だ。その郵便小為替を郵便局(ゆうちょ銀行)の窓口で求めると、100円の手数料をとられていた。ところが、郵政民営化後、小為替が、400円と50円に分けられ、それぞれ100円の手数料をとられたのである(合計200円)。50円の小為替に100円の手数料とは、どういうことか。こちらが必要なのは「450円」の小為替である。それを「400円」と「50円」に分けたのはそちらの勝手な都合によるものではないか。たかが100円のことだが、その費用を負担しろ、というのは理屈に合わない。
生来、何かにつけ一言言いたい性格と自認しているが、新聞に投書したのは一度だけである。その代り(?)、今は電子メールという便利な手段があるので、たまに直接当時者に“注文”を付けることがある。
居住地から離れた本籍地の市役所などから郵便で戸籍謄本を取り寄せるには、450円の郵便小為替が必要だ。その郵便小為替を郵便局(ゆうちょ銀行)の窓口で求めると、100円の手数料をとられていた。ところが、郵政民営化後、小為替が、400円と50円に分けられ、それぞれ100円の手数料をとられたのである(合計200円)。50円の小為替に100円の手数料とは、どういうことか。こちらが必要なのは「450円」の小為替である。それを「400円」と「50円」に分けたのはそちらの勝手な都合によるものではないか。たかが100円のことだが、その費用を負担しろ、というのは理屈に合わない。
そこで郵政民営化した時の政権自民党にメールで、「民営化されたらかえってサービスが悪くなった、この不合理はどういうことか」と指摘したのだ。返事はなかったが、1年か2年後次の謄本を取り寄せる時には、450円一枚の小為替に戻っていた。総務省やゆうちょ銀行に言うのではなく、自民党に物申したことが効果あったのかもしれないと思っている。
少し内容は異なるが、似たようなケースが都市銀行でもあるらしい。先日の朝日新聞「声」欄に、51歳の男性による次のような投書を目にした。
少し内容は異なるが、似たようなケースが都市銀行でもあるらしい。先日の朝日新聞「声」欄に、51歳の男性による次のような投書を目にした。
「旅行社に12万円の旅行代金を振り込むのに、ATMでは(振り込め詐欺防止のため)10万円までという制限があるので、窓口で手続きをしたら525円の手数料を請求された。
その時、10万円と2万円に分けてATMで振り込めば420円ですむことに気がつき、手続き前にどうして教えてくれないのか、と尋ねたら『お客様に言われた通りのことしかやっておりません』と言われた。それでは今の手続きをキャンセルしてくれ、と言ったら、『そのための手数料がかかります』といわれた」
この場合は、金額を分けた方が手数料が安くなる、という話である。民間の銀行は、もっと利用者に優しい対応をするかと思ったが、こういう例もあるのだ。これもたかが100円のことだが、ものごとに合理性がなければ気分が悪い。こういう融通がきかないのを昔は、「お役所仕事」と言ったが、現代では民間でも「マニュアル仕事」がまかり通っているようだ。
その時、10万円と2万円に分けてATMで振り込めば420円ですむことに気がつき、手続き前にどうして教えてくれないのか、と尋ねたら『お客様に言われた通りのことしかやっておりません』と言われた。それでは今の手続きをキャンセルしてくれ、と言ったら、『そのための手数料がかかります』といわれた」
この場合は、金額を分けた方が手数料が安くなる、という話である。民間の銀行は、もっと利用者に優しい対応をするかと思ったが、こういう例もあるのだ。これもたかが100円のことだが、ものごとに合理性がなければ気分が悪い。こういう融通がきかないのを昔は、「お役所仕事」と言ったが、現代では民間でも「マニュアル仕事」がまかり通っているようだ。
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by rakuseijin653
| 2013-09-09 08:00
| 雑記
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